便利に持ち歩け、自宅でも使えるポケットwifiの代表格であるWiMAXですが、WiMAX機器自体の機種変更など、端末交換は無料で行っているのでしょうか?

 

ポケットwifiはバッテリーの寿命が、平均値で約2年と言われています。これは繰り返し充電をすることでバッテリーが劣化し、充電できる容量が減ってしまうためです。
よって使用開始から2年後くらいには、新しい機種や同等の端末に交換する必要があると思います。

 

 

「これ」という決まりがないWiMAX

 

実は、WiMAXの機種交換については正直には様々で、各会社により対応は変わってきます。というのが、まず、WiMAXはUQコミュニケーションズという会社が回線を保有していますが、それを色々な通信サービス会社におろして販売をしています。

 

なので、各社、名称は微妙に違うものの、中身は同じWiMAX回線を売っているのが実態です。この通信サービスを売っている会社を、通称「プロバイダ」と呼んでいるのですが、WIMAX端末の交換についての対応は、このプロバイダの数だけあると考えることになります。

 

そのすべてをここで比較するのはたいへんなので、本体であるUQ WiMAXと、格安プロバイダで人気のあるBroad WiMAXを比較したいと思います。

 

 

UQ WiMAXの端末交換はWiMAX契約月数によって変わる

 

本家UQコミュニケーションズが提供するUQ WiMAXは、契約期間により機種を交換する際の手数料や端末代が変わってきます。ここでは、WiMAX 2+回線対応機から同じWiMAX 2+回線対応機に変更する時を例に挙げます。
W04に交換したい場合、「現在ご利用機器のご利用月期間」ごとに以下の金額がかかります。

期間

料金(税抜)

契約日〜12か月目

20,000円

13か月目〜18か月目

12,000円

19か月目〜21か月目

6,000円

22か月目以降

0

 

バッテリーの寿命が「2年」、と仮定した場合、12か月×2なので24か月経過していることになるので、WiMAX機種交換の端末代金は無料で済みます。

 

2年使えば新機種への交換は「タダ」となるので魅力的に映りますが、ただ、UQ WiMAXは、月額料金が安くない、という難点があります。さきほど紹介した「プロバイダ」のほうが、会社間でのユーザー争奪戦があり、大幅な値引きやキャッシュバックキャンペーンを実施していて、お得です。次からは、格安WiMAXの代表各であるBroad WiMAXの状況を見てみましょう。

 

 

乗り換えキャンペーンに積極的な、Broad WiMAX

 

まずひとつめは、WiMAX回線のみ利用できる古い機種を使っている人を対象としたキャンペーンを実施しています。
WiMAXには以前主流であったWiMAX回線と、新しい回線であるWiMAX2+回線の2種類があります。そして2018年4月には古い回線であるWiMAX回線のサービスが終了するといわれています。
そこで、WiMAX回線のみ利用できる端末を使っている方は、最新のWiMAX 2+回線対応端末に無料で交換できます。
その際、もし今の端末が契約期間中であっても違約金(契約解除料)を保証してくれます。

 

WiMAX 2+回線は、現状、下りの通信スピードが理論値で440Mbpsも出るもので、WiMAXの先端をいく通信方式です。WiMAXは、もとから高速通信が得意ですが、このWiMAX 2+にすることで、さらに快適なインターネット環境で過ごせます。是非とも機種変更したい内容ですし、オンライン手続きでWiMAX2+回線用端末が無料で手に入るのは、大きな魅力だと思います。

 

ひとつだけ、留意してもらいたいのが、それでもどこの会社でも共通である、「事務手数料3,000円」のみは、どうしても発生する、ということです。もっとも、これはどこの会社に申し込んでもかならず必要な金額なので、値段や内容比較という点では、無視してよいでしょう。

 

 

新規格の機種変更は流動的

 

さて、WiMAX回線のみの古い機種からWiMAX 2+回線対応端末への乗り換え(機種変更)は解かりましたが、仮にWiMAX 2+の機種を2年使っていて、バッテリーの傷みが進んでいて交換がしたい場合はどうでしょうか?

 

実は、Broad WiMAXは、正式には機種変更による交換についてはサポートがありません。適宜、乗り換えキャンペーンなどを行っているのが実態で、その時期も内容も明示はされていません。

 

それでも、基本的にはお得な内容にはなっていて、たとえばこの文章を作成している時点では(2017年10月)、WiMAX 2+の端末を20か月以上使っているユーザーに対し、「0円機種変更」キャンペーンを実施しています(キャンペーン期間は流動的)。

 

20か月以上なので、バッテリーの傷みが気になりだす2年(24か月)は十分にカバーしているので、問題はないでしょう。

 

 

使用に支障が出ることも

 

ところで、WiMAXのモバイルルーターでバッテリーの傷みや消耗が進むと、何が問題なのでしょうか?

 

それはまず、使用可能時間が減る、ということがあります。例えば、最新機のW04を例に見ますと、仕様上は、「連続通信時間」は「約540分(ハイスピード、ノーマル時)」とあります。これが、バッテリーの傷みにより、段々と短くなってくることが考えられます。せっかく、ギガ放題の契約プランだと、実質通信制限なしでつなぎ放題になるのに、ルーターの経年劣化により通信に制限が出るようでは、もったいないです。

 

また、バッテリーが劣化してくると膨張が考えられ、このふくらみにより機器内の基板が押されて、正常に動作をしなくなる可能性も示唆されています。バッテリーの膨張によるトラブルという点を考えても、なるべく、可能であれば2年ぐらいで新端末に変えたほうがよいと言えます。

 

せっかく、高速通信でかつ、通信量に制限(通信速度制限)がないのが特徴なWiMAXですから、無料交換の時期などを把握しながら賢く使いたいものです。